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新宮 信也; 青才 大介; 水野 崇
日本地下水学会2011年秋季講演会講演要旨, p.248 - 251, 2011/10
高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発の一環として実施している超深地層研究所計画では、研究坑道(2本の立坑とそれらを連結する水平坑道群)の建設を進めている。地下水の地球化学に関する調査研究では、現在、第2段階(研究坑道の掘削を伴う研究段階)として、第1段階(地表からの調査予測研究段階)で構築した地球化学モデルや解析手法などの妥当性を確認し、地球化学モデルを更新するとともに、研究坑道掘削に伴う地下水の地球化学特性の変化を把握することを目的とした調査研究を実施している。これらの調査研究では、地下水の水質データが基礎となるため、各データの追跡性や信頼度といった品質を確認し、目的を達成するための品質を満たさないデータを排除する必要がある。本報告では、地下水の地球化学に関する調査研究における水質データの品質管理方法について、これまでの実施内容を整理し、取りまとめたので報告する。
竹内 竜史; 北川 歩美*; 増本 清*
no journal, ,
広域地下水モデルを構築するためには、適切なパラメータを与える必要があり、そのために逆解析を行うことが有効と考えられる。しかし、これまでの地下水流動解析における逆解析は実データを用いた検討例が少ないのが現状である。実際の岩盤は不均質でその構造はわかりにくく、未知パラメータ数を増やすことが考えられるが、解の一意性に問題がある。一方、単純化しすぎると逆解析ができないこともある。こうした問題を解決するための一案として、適切なモデル設定を行うための最適な領域分割法を考案することが考えられる。そこで、本研究では、日本原子力研究開発機構が岐阜県瑞浪市で実際にボーリング孔を掘削し得た多点非定常圧力データを用いて、未知パラメータ数などの設定をさまざまに変えた逆解析を実施し、水理特性逆解析における未知パラメータ設定法についての検討を行った。